審美治療って何?
こんなお口の悩みをもっている方はいませんか?
- 歯並びがデコボコ、前歯の隙間が気になってつい口元を手で隠してしまう
- 笑うと目立ってしまう銀歯がある、歯の色が変色し黒くなってきた
- 金属アレルギーがあると言われ心当たりがある
- 最近歯が黄ばんできた気がする
などこれらのお悩みを短期間で解決し、健康で美しい歯へと替える方法が審美歯科です。
①、②、③については歯の被せものや詰め物によって治すことができます。
④はホワイトニングという方法でも白くすることができます。
審美治療で美しくかつ健康的な口元にすることで、笑顔に自信が取り戻せます。
ただし当然歯並びや色を直す為に歯を多少削ったり、何かしら手を加える必要が出てくるということです。
矯正治療で歯並びを治すよりずっと短期間で終了できるというメリットがありますが、歯を削るというデメリットも当然考えないとなりません。
歯科医師と良く相談して、メリットがデメリットを上回ると思われたら治療されることをお勧めします。
またデメリットも詳しく説明してくれる歯科医師を選びましょう。
当院では次のメニューを用意しています。
かぶせもの
オールセラミッククラウン(ジルコニアセラミック)
ジルコニアは白色の陶材(せともの)の一種で「人工ダイヤモンド」と、呼ばれ高い強度を持っています。
その強度は口の中で水を出しながら削っても、時々火花が散る程で金属と同等の硬さを持つとも言われています。
そのジルコニアの上に陶材を盛って透明感のある一番自然らしい歯に焼き上げたのがオールセラミッククラウンです。
費用 | 143,000円(税込み) |
---|
長所
- 長年の使用ですり減ることはありません
- 変色もありません
- 汚れ(プラーク)が付きにくい
短所
- ジルコニアの上の陶材が強い衝撃で割れることがある
メタルボンドクラウン
陶材を焼き付けられる専用の金属の上に陶材を焼き付けたものです。
天然歯に近い色で変色はせず、耐久性に優れた素材で、汚れが付きにくいです。
最近ジルコニアが登場するまでは、陶材(せともの)を焼き付けた歯としてはメタルボンドが長期間使用されていた程で歴史もあるものです。
費用 | 110,000円(税込み) |
---|
長所
- 変色しない
- 汚れ(プラーク)が付きにくい
- 摩耗に強く耐久性がある
短所
- 金属は光を通さない為オールセラミックと比較すると暗く見える
- メタルの上の陶材は強い衝撃で割れることがある
ハイブリッドクラウン
金属のフレームの上にセラミックス(せともの)とプラスチックを半々に混ぜたものをもり、白い歯にしています。
前に書いたオールセラミックスやメタルボンドと比較すると安価です。
また金属を使わないでセラミックとプラスチックのみで作る場合もあります。
費用 | 66,000円(税込み) |
---|
長所
- 硬さ等はセラミックスには及びませんが白い歯です
- その方の噛み方にあった様に少しずつ減っていきます
短所
- プラスチックが入っているのでやや硬さに欠け、すり減っていきます
- 長年の使用により傷ついた所に飲食物の色がついたり艶がなくなることがあります
ラミネートベニア
前歯の見える面のみを少し削り、そこに付け爪の様な薄いものを貼る方法です。
虫歯の範囲が前から見える部分のみに限られている歯、変色歯、形や空いている隙間を治したいなどが適応症となります。
ただし歯ぎしりをする方や噛み方によってはできない場合もあります。
また極薄い厚さのものを貼り付ける治療ですので一見簡単そうに思えますが、技術的には非常に難しいものです。
長所
- 前から見える部分だけを作るので削る量は少ないです
短所
- 適応症が限られる(食いしばりや歯ぎしりする場合できないです)
- ラミネートベニアは歯に接着剤(歯科用セメント)でつける為長年の使用でセメントの劣化があった場合脱離する可能性はあります
詰め物
オールセラミックインレー
陶材(せともの)で作った詰め物で、見た目も自然であり材質の劣化はありませんので虫歯になりにくいです。
費用 | 55,000円~77,000円(税込み) |
---|
長所
- 噛んでいてすり減ることも殆どありません
- 変色しない
短所
- 強い衝撃で欠けることがあります。
ハイブリッドインレー
セラミックス(せともの)とプラスチックを混ぜた材料で白い詰め物です。
クラウン(かぶせもの)と同じでセラミックス100%の詰め物より安価です
費用 | 44,000円~49,500円(税込み) |
---|
長所
- 歯と同様な自然な色です
短所
- 硬さはセラミックより柔らかいので長年嚙んでいるとすり減ってくることがあります。
- 多少変色がみられます
その他
グラデイアダイレクト
歯の一部分が欠けた、隙っ歯で歯と歯の間が空いているなどの場合ほとんど歯を削らなくても審美的に治す方法があります。
通常の虫歯に詰めるプラスチックは1色で詰めるのですが、このグラデイアダイレクトは異なる3~4つの材料を積層築盛して形を作る審美修復用の接着材料です。
歯の表面を最小限に削り、その上にオペーク、デンテイン、エナメル、トランスルーセントという材料を重ねていきます。
また歯がすいている場合はコアになる形態を予め作っておき、その上に積層築盛することで大きく歯を削ることなく修復ができます。
審美治療は通常の保険治療と比較すると費用も高価となりますが、審美性、耐久性、プラークの付きにくさなど優れている点も多い材料です。
現在のあなたの状況に一番適切と思われる方法を考えていきますのでご相談ください。