中野駅南口の歯医者 横山歯科診療所

横山歯科診療所

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悪い歯並びを予防する  その②

みなさんこんにちは。中野区の歯医者、中野駅南口から徒歩5分の横山歯科診療所です。前回に引き続き悪い歯並びの予防と題して説明していきます。

前回は私たちが毎日休むことなく生命維持の為にやっている呼吸について口呼吸の弊害と鼻呼吸の勧めを書きました。少し復習しておきましょう。

口呼吸になると口を開ける為にノドが狭くなり、当然空気は通りにくくなります。ここからノドを広げる為に首を伸ばして頭を前に突き出す姿勢、つまり猫背の姿勢(矯正の立場からいうと前方頭位)になる訳です。また逆に猫背になると必然的にお腹に空気をたくさん入れる腹式呼吸がしにくい為、楽に多くの空気が取り入れられる口呼吸

になっていきます。

そして何気なく口呼吸を続けていると下顎と舌は下がり、顔は上向きになります。

特に成長期に長期間の耳鼻科疾患(アデノイド、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、鼻中隔湾曲症、口蓋扁桃肥大、鼻茸等)があったり、これらの疾患はなくても習慣性に口呼吸を継続していた場合、舌が下がっているので上顎には内側からの舌の力は作用せず、頬の筋肉からの圧力だけが作用します。その結果上顎歯列は横からだけ押されてせまくなり、顔は縦長(矯正では長顔・ロングフェースといっています)になったり、上の口唇で前歯を押さえられず上顎前歯が飛び出したりします。

簡単にいうとこれが呼吸と歯並び、そして顔の見た目が変化していくカラクリの1つです。

姿勢について

ある育児用品を扱う会社の調査によると小学生の子供をもつ母親の6割が子供の姿勢は悪いと感じているという報告がありました。また日本人の9割が猫背とも言われています。お子さんが宿題をしている時の姿勢を是非覗いてみてください。

猫背になっていませんか?何気なく日常この様な姿勢をとっている子は学校でも同様な姿勢で過ごしていると思われます。現在は学校でも家庭でも姿勢の悪さを注意されずに育っている子供も多いのではないかと思います。

最近治療で来院する子供さんと話すと習い事の多さに驚かされますが、スポーツに打ち込んでいる少数派と殆ど運動をしない子供さんに分かれている様に感じます。今は道路は勿論公園でも小学生が遊んでいる光景を殆ど目にしません。家庭ではゲームやスマホで身体を丸め前かがみになり易くなっています。最近は外で遊ぶ子供も減ってしまい運動機能が低下している人も増えています。保護者として姿勢を注意するのもいいですが、身体を動かすことをさせるのも大切です。

どうしても猫背になっていると腹式呼吸はしにくいので、楽な口呼吸になりがちです。口呼吸が先か猫背が先か…これは卵が先かニワトリが先かと同じ話になりますがどちらにしても前述の口呼吸の弊害が起きます。その為苦労して歯並びを直しても姿勢が悪いと綺麗な歯並びは安定せず、後戻りをしやすくなります。

まず正しい姿勢を考えてみましょう。良い姿勢とは色々表現はありますが横から見ると耳、肩、腰、膝、くるぶしが一直線になっていて、背中から腰までがS字カーブを描いていると言われています。当院でも治療の時に必ず姿勢を撮影しますが、最近は真っすぐに立てなかったり、立ってもらってもふらつくお子さんも見受けられます。また姿勢の改善を指導する時は壁に後頭部、肩、腰、ふくろはぎ、かかとをつけて毎日5分×2回から3回やってもらう様にしています。

試しにかかとをつけて壁の前に立って後頭部、背中、お尻が着いた時腰と壁の間に握りこぶし1つ分のスペースがあるかチェックしてみましょう。

また横からだけでなく正面からも見てもらい肩の高さに左右差や首の傾きなどないかも見てもらいましょう。

また一見問題ない姿勢に見えても「反り腰」といって腰と壁の隙間が空きすぎる場合も理想的な姿勢とは言えません。

通常一般的な頭の重さは成人で平均5キロ、子供でも体重の10分の1位といわれています。背骨や筋肉、関節などがその重みを支えているので、正しい姿勢とはそれらに一番負荷のかからない姿勢がいいとされています。顎を引き、頭を身体の真上に持ってきて頭の真上から糸で引っ張られている様な感覚です。

正しい立位がとれるようになったら同様に座位も意識しましょう。日常では気づいた時に姿勢を正すことが大切です。また姿勢の維持については「腹筋背筋」も大切です。

正しい姿勢の為に

  1. 身体が真っすぐになる感覚を養う(壁立ち)
  2. 腹筋背筋を鍛える
  3. 上半身の柔軟性

が必要です。実際愛知県には歯科医院と共同で姿勢をトレーニングする民間の教室も存在します。

まとめ

姿勢と顎顔面の形態とは優位な相関があり、姿勢の変化は顔の発育方向に影響を与えます。
私たちの周囲の人にも顔の長い人、逆にえらの張った四角い顔の人、その中間のバランスの
取れた人など色々います。これは偶然になったわけでもなく、また全てが遺伝によって決まって
いるものでもありません。そうなった理由があるのです。
悪い姿勢(猫背や逆に反り返った姿勢)では筋肉のバランスが崩れ、歯並びや顎のみならず全身の関節や筋肉、骨格に悪影響を与えてしまうのです。

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